- 2016-6-25
- 武流先生コラム
皆さん、柔軟体操をする時、スポーツ、運動に合った準備していますか?
ボ~っとして柔軟体操をすると脳は反応しても身体が反応できてないと大けがをしてしまいます!
そんな事がない為に
押忍、空手道武流会 代表師範の武流です。
柔軟体操で代表的なストレッチと言えば、「ラジオ体操」。
皆さんも学校や職場で数十回はやっていますよね?
ラジオ体操をしていれば、ほとんどは事足ります。
沢山の専門家も推薦するぐらいです。
しかし、ラジオ体操をガチでやっている方は、少ないですし、少し恥ずかしさも感じていませんか?
実際にラジオ体操をする時に気になるのが、音が必要なので周りにも気を遣うし、ストレッチどころじゃないですよね!?
音を無くしてやるといいですが、イマイチ気持ちがのれない感じでしょう?
でしょうね!
あれは音があればこその体操ですから!
柔軟体操をやるのに必要なポイントは3つ!
「関節、筋肉、心構え」の準備ですが、緩めるのではない!
緊張を持たせるのです!。
この事がよく間違われやすいところです。
スポーツ経験者の方なら聞いた事があると思いますが、コーチから「アップしろ!」とか「クールダウンしなさい」とか言われたでしょう?
「アップ」は身体を温めてやる気を出す!ことが目的の柔軟体操。
「クールダウン」は身体をゆっくり冷まして、気持ちを鎮めることが目的の柔軟体操です!
なので、スポーツや運動をする時の柔軟体操は、運動前と運動後では、大きく違うのです!
ラジオ体操は基本的には運動前の柔軟体操になりますよね。
アレンジをすれば別ですが、それはまたの機会にしましょう。
柔軟体操はやり方を間違えると身体に悪影響を及ぼす事は、わかりましたか?
「アップ」運動前の柔軟体操でケガをなくし、効率的に、そして成績もアップ!
次はその簡単にできる効率的なストレッチをお教えしましょう。
「運動前の柔軟体操=準備体操」この準備体操は効率的なストレッチをする事でケガをなくし、運動機能をアップさせます。
やり方を覚えて早速、試してみてください。
「アップ」とは身体を温めるのですから、のんびりしてはいけません。
関節を回し、筋肉を伸ばす事ですが、次の手順でやるといいでしょう。
①運動で重要なのは、下半身!
柔軟体操も下半身から始めます。
まずは、足の指、足首、膝から軽く回します。
1~2分もすれば少し温かくなり柔らかくなってきますので、ペースを上げて 痛くない程度に強く回しましょう。
②最重要、体の中心の腰に移ります。
腰は特に注意してください。
足を肩幅に 広げしっかりと立ってからおこなってください。
上半身だけを左右にゆっくりと捻ります。
次は上半身だけをゆっくり回します。
その後、腰は弧を描くようにゆっくり回します。
この3動作を温まったらペースを上げて、しかも早く、動かしてください。
③腰を念入りにした後は、手の指、手首を肘も同様にゆっくりからペースをあげていきます。
肩、肩甲骨もしっかりと回し、首も同様に回してください。
手を真上に伸ばして、カカトを上げて背伸びを数回しましょう。
④最後はそれぞれの運動の動きを早い動きで、身体を温めましょう。
この時は、シミュレーションをしながら良いイメージでおこなってください。
気持ちを高めていき柔軟体操は完了です。
運動、競技は身体、精神がいい時に最高の結果が出ます!
特に精神的な事は最重要ですのでアップでは気持ちをあげましょう!
*下から上に柔軟体操はしていきます。
時間的には10分~15分でやるのがいいでしょう。
「運動後の柔軟体操=整理体操」
この整理体操は効率的なストレッチをする事で身体の寿命が変わると言われています。
なので、どれだけ大事かがわかります。
やり方を覚えて必ず、試しましょう。
「クールダウン」運動後の柔軟体操で身体をケアして次回に備えましょう。
「クールダウン」は身体をゆっくりと冷まします。
強く、早くはしてはいけません。
間違ったやり方をやると関節痛、肉離れ、捻挫の原因になってしまいますので慌てず、ゆっくりとおこなってください。
次の手順でやるといいでしょう。
①「アップ」とほぼ同じですが、絶対に早く、強くしない事です。
柔軟体操も下半身から始めます。
まずは、足の指、足首、膝からゆっくりと力を入れずに回します。
②体の中心。腰は特に注意しましょう。
足を肩幅に広げしっかりと立ってからおこなってください。
上半身だけを左右にゆっくりと楽~に捻ります。
次は上半身だけをゆっくり回します。
その後、腰は弧を描くようにゆっくり回します。
この3動作を念入りにゆっくり、力を抜いて動かしてください。
③腰の後は手の指、手首を肘も同様にゆっくりと振りながら柔軟してください。
決して強くは振らないでください。
④肩、肩甲骨も軽い感じで回し、首は絶対にゆっくりと柔軟しましょう。
⑤手を真上に伸ばして、カカトを上げて深呼吸をしながら背伸びを数回しましょう。
⑥最後は今日の動きをシミュレーションしながら良いイメージでおこなってください。
⑦身体に感謝しながら気持ちを柔軟体操は完了です。
*下から上に柔軟体操はしていきます。
時間的には5分~10分でゆっくりとおこなってください。
柔軟体操はやり方を間違えないように効率的なストレッチをして身体のリセット
柔軟体操の重要性、わかりましたか?
その分、身体には負担がかかりますので、効率的なストレッチをしてあげてください。効率的とは自分にあったものでなくてはいけません。
だから、自分に合うものにアレンジするのもいいでしょう。
運動前、運動後、に毎回おこなう事が、次回につながり、効果的な運動ができますので直ぐに始めてください。
痛みや疲労感も最小限になる事が望めると思います。
安眠もできるでしょう♪
身体、心をリセットして
「あなたに合ったスポーツが楽しくなりますように」
ただし、痛みや疲労感が続く場合は、必ず、病院で受診してください。
今回はこれまで・・・ 武流アドバイスでした。
押忍。