- 2016-6-3
- 武流先生コラム
人体の身体の関節は常に負担が掛かっています。
特に大きな負担があるのが股関節です。
股関節は胴体を支えているので疲労するのは、当たり前です。
肩こりしたら柔らかくしてほぐしてストレッチをするでしょう?
股関節のケアって?
する方は少なく、ケアしない方がほとんどでしょう。
関節に痛みが起きてしまう前に股関節ストレッチで柔らかくしましょう。
押忍、空手道武流会 代表師範の武流です。
関節を痛める要因は動く作業、運動をする為に無数の関節を動かすのですからケアを毎日しましょう。
股関節を柔らかくする事で身体全体にリラックス効果をさせてくれて膝、足首の関節を痛みにくくしてくれます。
同時に下半身もバランスが良くなりますので上半身に無駄な力が入らず関節も痛みにくくなるわけです。
そもそも、筋肉が硬くなると関節も硬くなりやすいので、ストレッチを毎日することをオススメします!
毎日とは言っても長い時間しなくても、特に場所を決めなくてもいいのです。
風呂、トイレ、テレビを見ながらの「ながらストレッチ」でやればいいんです。
早速、今からやってください!股関節のストレッチから!
「関節が痛い」と言う前にとにかく股関節を緩めましょう!
一日中、歩いていると足首→膝→腰に来るイメージですが、股関節は痛みを感じにくいので、股関節を痛めているのに気付かない人もいるぐらいです。
腰に来た時点で股関節はかなり疲労をしていると考えられます。
ここで、お教えしたいのが「ながらストレッチ」のやり方。
常にやる事で関節、股関節が硬くならないので、やってみましょう。
風呂でやる時は、湯船で動かせる関節はすべてゆっくり回してください。
その後、関節は揉まずに撫でるようにしましょう。
湯船で強く揉むと炎症を起こす場合がありますので、気を付けましょう。
トイレでの「ながらストレッチ」は、便座に座った時に足首をよく回しましょう。
カカトを浮かして、膝を上下、左右に動かします。
この時のポイントは、膝に力を入れずに股関節に意識してください。
時間があれば、手首も回して指先も指を組んで刺激を与えてください。
血行をよくしましょう。
テレビなど長い時間、できる時は、関節を大きく、ゆっくり、回したり、撫でたりして股関節を特に回してください。
骨盤辺りを強めに揉むのもいいです。
ただし、我慢できない程の痛みを我慢してはいけません!
因みに、イタ気持ちイイのがベストです。
毎日、少しずつやればいいので、無理しないように工夫しましょう。
関節を柔らかくすると寝つきもよくなる
日々の疲れをとる事は、やはり、寝ることです。
しかし、関節の痛みが取れないと安眠はありえない。
寝つきが悪いと睡眠時間が短くなり、疲れが取れずに起床して朝は、ダルイまま一日が始まってしまいます。
疲れていると身体は無理して関節、筋肉が疲労して硬くなってしまいます。
毎日、自分のできる時間帯「ながらストレッチ」で関節、股関節を緩めましょう。
寝る直前はあまり、オススメできません。
やらないよりは、いいですが、強くすると身体が起きてしまう事があるので寝る前1時間以上空けて行いましょう。
股関節ストレッチこそストレス解消になる!
「その日の疲れはその日のうちに」を関節の痛みをとっていきましょう。
皆さんは、仕事や学校、人づきあい、スポーツで身体を毎日、消耗させています。
あたり前の事ですが、肉体疲労=関節痛み=ストレスとすべて同じというワケです。
なので、肉体疲労をとれば、関節の痛みも取れてストレスも解消されるというメカニズムです。
身体の中心の股関節を入念にケアする事が、先ずは効果的でしょう。
股関節ストレッチのやり方は「ながらストレッチ」の他に、しっかりとする場合は、
②仰向けに寝て空中ウオーキング。
③仰向けに寝て足を天井に上げて、左右や天井に向けたまま円を描くようにしてゆっくり回す。
*他にも股関節ストレッチはあると思いますが、股関節に意識をしてするのがポイントです。
長続きしないといけませんので、ご自分のペースでしてください。
ただし、これ以外の処置もありますので、痛みがひどい時、腫れがある場合は、必ず、病院で診察を早く、受診する事をオススメします。
「あなたに合ったストレッチが楽しくなりますように」
今回はこれまで・・・武流アドバイスでした。
押忍。