捻挫は足首、手首のテーピングが重要!早く治す為の3つのポイント。

ankle-sprain1

スポーツ、運動をされている方は、もちろん、日々の生活の中で捻挫をしてしまう事があります。

誰にでもあるケガのトラブル。

そんな時の捻挫を早く治す為の3ポイントをアドバイスします。

押忍、空手道武流会 代表師範の武流です。

捻挫をしてしまう部位は、およそ、足首、膝、肘、手首、身体の先端、指などの関節ですね?

捻挫をやってしまった時、早く治すには直後の処理が最重要!

とにかく、冷やす!

氷で感覚がなくなる程、冷やすと痛みも和らぎます。

氷がない場合は水道水だけでもいいので、冷やす事を試みてください。

これは、打ち身でも同じです。

我々も空手の大会では一回戦に勝利し、二回戦、三回戦進出を決めても次の試合までに治さないといけないので、冷やす事を徹底しています。

この冷やす事が捻挫を早く治すためのポイントになります。

捻挫は直後の処置で痛みが続かないようにすることが大事です。

と、いうことで、捻挫直後にギンギンに冷やす処置が最重要ポイント1であります。

足首など関節を冷やし続けると捻挫が長引く、早く治すには!

足首を冷やす
しかし、痛みもないのに冷やし続けると捻挫で痛めた足首、手首、膝、肘など血液の流れが悪くなると関節痛につながってしまうし、捻挫の原因、筋肉の筋が硬直して痛みがきてしまいます!

なので、痛みがある程度、引いたら、温めないといけません!

もし、温めて捻挫の痛みがくる場合はまた、冷やす。

この繰り返しをすると良いでしょう。

厚手のタオルを巻くのもオススメです。

湿布は不要です。

と、いうことで、捻挫処置のポイント2温めるタイミング

捻挫による変形防止、捻挫の痛みは正しいテーピングで!

膝テーピング

捻挫で一番心配なのは、痛みも怖いですが、捻挫した部位、関節の歪み、指の変形です。

サッカーや野球、ラグビーなど複数のスポーツは、人の予測が付き辛いので想定外の捻挫、大けがをよく聞きます。

我々の競技の空手は一対一で身体を打ち合いますので予測が付きやく、そんなに大けがはありません。

しかし、突き指とか足首の捻挫はよくありますので、処置をお伝えしましょう。

それは、テーピング!固定することです!

前にあげた、「冷やした後は温める」と言いましたが、突き指は変形しやすいので、テーピングなどの固定をして冷やすのがいいでしょう。

痛めた関節の固定はテーピングや包帯でするのがいいですが、直後での処置、現場では、テーピングがオススメです。

固定すると痛みも緩和されて、変形もしにくくなり、早く治す方法です。

テーピングはグルグル回すだけでは、固定できませんし、生活も不自由になってしまいます。

生活が不自由になるとテーピングを外してしまう傾向がありますので、ご自分の生活に合ったテーピングをしてください。

テーピングの固定ポイントは身体を自然な状態にして、固定していきます。

例えば、足首を固定する時は足首を伸ばさず立った状態に曲げて固定していくといいでしょう。

テーピングの幅は3センチ以上がいいでしょう。

細い場合はかぶせて幅をとってください。

順番

① カカトからふくらはぎ辺りまで一本貼り。
② 指に掛からない足の甲から脛の辺りまで一本貼り。
③ ①、②で貼ったテーピングの両先端が剥がれないように各2周巻いて貼る。
④ カカトが少し出る状態で足の甲からアキレス腱に向けて4周巻いて貼る。
⑤ テーピングの先端は剥がれにくいかチェックし、はがれやすそうな箇所はテーピング補強する。

注意:うっ血しないようにキツく巻かないようにしてください。

このように関節を固定しないと痛みや変形を防止なりますし、早く治す為の方法です。

捻挫は、いかに動かさないのが、ポイントですが、そういうわけには、いきませんのでテーピングで自分に合う固定をしましょう。

ポイント3は、身体に合った固定テーピング。

「もうしない」捻挫防止は「準備・予測・知識」

捻挫防止

【準備】 捻挫はあとあと後悔してしまう。

そうならない為にスポーツ前、運動前、仕事前に関節、全ての曲がる部位は、徐々に早く、回したり、伸ばしたりしてしっかりと緩めてください。

運動後はゆっくり回し、ゆっくり伸ばすように体に感謝し、運動が終わった事を身体に教える事を忘れないようにしてください。

「運動前のアップと運動のクールダウンは肉体的、精神的に必要です!」

【予測】 捻挫をした時を頭に入れ、スポーツ、運動の動きを日々、シミュレーションする事。

そうする事でケガ、捻挫の防止にもなりますが、運動レベルもアップするので予習復習をして、スポーツ、運動の予測を たてて、臨みましょう。

【知識】 身体の構造、関節のメカリズムも大切ですが、自分のしたい、スポーツの戦略を考えて気持ちに余裕を持ちましょう。

常に向上心を持って何事も勉強して臨むように心がけましょう。

ただし、これ以外の処置もありますので、痛みがひどい時、腫れが、ひかない、骨折かも?

と思う時は、必ず、病院で診察を早く、受診する事をオススメします。

「あなたに合ったスポーツが楽しくなりますように」

今回はこれまで… 武流アドバイスでした。

押忍。

関連記事

ページ上部へ戻る