「スーパージュニアカップ空手道大会」試合ルール【2023.2.1改訂】

from.sjc-rule.2023

本大会は「SJCスーパージュニアカップ空手道大会」試合ルールで試合を行います。

大会運営は、安全且つ選手の日々の成果が発揮できる様に幾多の空手道大会ルールを精査し、より良い状況下における大会を目指し、改訂して参ります。

出場選手はルールを理解し、十分に確認の上、参加をお願い致します。

スーパージュニアカップ空手道大会は「ジャパン武術空手道協会」の大会特別ルールに準じて行います。

試合は選手の安全性、ルールの透明性を計り、明確性を遵守し、討議したものです。

選手、流派団体様並びに関係者各位様は確認の上、大会参加をお願い致します。

『SJC空手道大会』はJPN武術空手道協会大会ルールに準じて行われます。

SJCマーク

審判基準

①審判員及び審議員は同等の権限をもって競技の審査に当たるが、競技に関する最終決定は全て審判長の裁可による。
②大会進行は極力、スケジュールに沿わせるが、やむを得ない事態が起きた場合は、審判長が変更を指示する事ができる。
③試合中の選手の危険を感じたら試合中止ができ、勝敗を決定できる。
④大会によって、出場選手の安全を考慮した上、試合規定を変更ができる。

審判員感染予防措置
*審判員のあらゆる予防対策をとらせていただきます。
一、マスク、ゴーグル類、フェイスシールド、上履きなどを装着して審判に務めます。
一、手袋、長袖アンダーシャツの着用をする。
一、ジャッジ、試合の合間に水分補給をする。
一、体調不良を感じたら即、中断できる。

勝敗の決定

①一本勝ち。
②技有り2本による合わせ一本勝ち。
③判定勝ち。
④相手選手の失格又は棄権による勝ち。

【競技可能な手技】
正拳突き、肘打ち、手刀打ち
【競技可能な足技】
前蹴り、後蹴り、回し蹴り、後ろ回し蹴り、膝蹴り、足刀蹴り、かかと落とし
【クラスによる競技可能な足技】
小学生中級;回転胴廻し蹴り
小学生上級、中学生中級・上級;回転胴廻し蹴り、上段膝蹴り
『一本勝ち』

①反則箇所を除く部分へ、突き、蹴り、肘打ち等の競技可能な技を決め、相手選手を3秒以上ダウンさせるか戦意を喪失させた場合。
②技有りを2本取った場合。

『技有り』

①反則箇所を除く部分へ、突き、蹴り、肘打ち等の競技可能な技を決め、相手選手が一時的にダウンさせるか、もしくは戦意喪失し、3秒以内に立ち上がった場合。
又は、倒れはしないが、ダメージを受けバランスを崩した場合。
ノーガード状態でヘッドギアに蹴りが正確に当たった場合。
(審判員の見解でクリーンヒットと判断した場合も同等)
②足掛け技を含めて、ダウンした相手選手にタイミング良く下段突きを決めた場合。

『判定』

①一本勝ち・失格がない場合は、審判員の旗が過半数以上、挙がった選手を有効勝ちとする。
判定の優先順位は次のとおりとする。

a.技有りがある場合は、技有りを取った方を勝ちとする。
b.減点がある場合は、減点を取られた方を負けとする。
ただし、試合内容で相手を大きくリードした場合は、引き分けもあり得る。
c.注意1の場合は、判定の影響はない。
ただし、最終延長戦で試合内容が全く互角の場合は、注意を取られた方を負けとする。
d.技有り、注意がない場合は、ダメージを優先し、ダメージがない場合は有効打を含めた手数、足数を優先する。

②判定で審判員の旗、過半数以上、挙がらない場合は、引き分けとし、延長戦を行う。
③延長戦で決着が付かない場合は、規定の体重差を有効とし、軽い方を勝ちとする。
④体重差(規定値)でも決着が付かない場合は、最終延長戦にて勝者を決定する(絶対判定)。

『反則』

*頭部や身体を密着しての攻撃は、禁止。
また、突きが出来ない間合いだと審判が判断した場合は、「待て」とし、両者を引き離す。

①手技による顔面及び首への攻撃。
②金的への攻撃。
③頭突きによる攻撃。
④倒れた相手への直接攻撃。
⑤背後からの攻撃。
⑥相手の首から上へ手掛けした場合。
⑦相手の道着、手足を掴んだ場合。
⑧相手を掌底で押した場合。
⑨技の掛け逃げを再三繰り返した場合。
⑩何度も場外へ逃げた場合。
⑪その他審判が反則とみなした場合。

『注意』

①反則に対しては、故意、悪質なものを除き、注意を与える。
②号泣での組手は注意を与える。
泣き止まない場合は減点とする。

『減点』

①注意を2回与えられた場合。
②故意、悪質な反則とみなされた場合。
③審判の判断により悪質な試合態度とみなされた場合。
④応援態度が悪質で罵声や叱責をした場合。
⑤攻撃をもらい嘔吐した場合。
状態次第で審判の判断により、失格とする。

『失格』

①減点2となった場合。
②注意4回、受けた場合(口答注意や警告は含まない)。
③試合中、審判の指示に従わない場合。
④粗暴な振る舞い、特に悪質な反則、特に悪質な試合態度とみなされた場合。
⑤見合ったままの状態が30秒間あった場合は両者に警告する。
二回目の警告で戦意喪失として両選手とも失格とする。
⑥出場時刻に遅れた場合(相手選手がコートに入り30秒以内)、又は、出場しない場合。
⑦相手の首から上へ手掛けした場合。
⑧反則により相手選手が試合続行不能になった場合。
⑨応援態度が特に悪質で、選手や審判に対しての執拗な抗議、誹謗中傷などをした場合。
(対戦相手、審判員には敬意をはらってください)

留意点

判定に対する抗議は一切認めません。

『試合放棄』

正当な理由無く、試合を放棄してはならない。
但し、次の場合は例外とします。
①大会医師の診断を受け、その結果、試合続行不可能とみなされた場合。
②大会直前又は大会中、本人に関係する不慮の事故が発生し、審判長が許可した場合。

各クラス規定

試合時間

幼年全クラス 本戦;1分
延長戦;1分
最終延長戦(体重差判定後);1分
小学生初級クラス 本戦;1分
延長戦;1分
最終延長戦(体重差判定後);1分
小学生中級上級クラス 本戦;1分30秒
延長戦;1分
最終延長戦(体重差判定後);1分30秒
中学生初級クラス 本戦;1分30秒
延長戦;1分
最終延長戦(体重差判定後);1分30秒
中学生中級上級クラス 本戦;2分
延長戦;1分
最終延長戦(体重差判定後);2分

*延長戦後は、体重差優勢判定とします。
ただし、三位決定戦、決勝戦は再延長戦を適用します。

体重差優勢判定適用

体重差基準に満たない場合は、最終延長戦となり、絶対判定となります。

幼年の部 1kg以上軽い方が勝者
小学生低学年1年~3年生 2kg以上軽い方が勝者
小学生高学年4年~6年生 3kg以上軽い方が勝者
中学生男子の部 5kg以上軽い方が勝者
中学生女子の部 5kg以上軽い方が勝者

試合防具着用義務

全てのクラスは状況に応じて、感染対策をさせていただきます。

幼年 頭-拳-脛-股間
小中学生男子初級中級 頭-拳-脛-股間
小中学生女子初級中級 頭-拳-脛-胸
小中学生男子上級 脛-股間
小中学生女子上級 脛-胸

*ヘッドガードは、選手自身又は団体で装着、準備をして下さい。【貸出不可】
面は外して着用とします。

備考
*大会規定の防具は、出場選手で準備する事。
拳サポーター、脛サポーターは布製のみとします。
*安全性を考慮して防具着用義務の変更をする場合があります。
*女子は胸部のみの防具可能ですが、腹部までは不可(皮製、合皮製は不可)。
また、極端に分厚い防具は不可。

注意事項

①出場選手は申込者本人とし代理人は一切認めません。
②出場選手は健康保険証を持参ください。
③負傷等の事故が生じても全て自己責任として、主催者側は一切責任を負いません。
④万が一に備えて各道場でスポーツ保険などの加入をお願いします。
⑤各流会派の指定する清潔な空手道着を着用する事。
⑥女子選手のみ無地Tシャツ(黒・白)を着用してください。
(男子選手で理由があれば主催者側に許可を必ず取ってください)
⑦テーピングは主催者側に許可を取ってください。
⑧サポーターの改造や破損が酷いなど薄い物や悪臭の物は、装着を禁止します。
⑨道着、防具は清潔な物に限る。

関連記事

ページ上部へ戻る